お誘いにのって、何十年か振りにスキーをしてみた。
スキーを始めたばかりの子と滑ったら、あまりにも真剣に滑っていて、朝から夕方まで、お昼休憩以外滑りっぱなし。
20代の頃も、こんなに真面目に滑ったことない。
結局お茶する暇はなかった。
そういえば、春スキー初体験だった。
ゲレンデだけに雪があって、リフトの下には雪がなにもない、なんて、初めてで、不思議。
降雪機も良くなってるんだと思うけど、雪質も滑りやすくて良かった。
ただ、センターハウスやレンタル棟のまえは、雪が溶けて水溜り状態に。
気温が上がり続けてさらに池がひろがる〜。
滑っても、リフト乗っても寒くないのも初めて。
風もなく、むしろ日向はポカポカする。
150のスマートウールと、マムートのInnominata Jacket 、ボトムはcw-xの上にスキーパンツ、で、ちょうど良かった。
みんな暑いと言っているし、私もちょい厚着、暑いはずなのになぜだろう?暑すぎない…。
ハードシエルの脇下のベンチレーションを開けていたせいだった!
ベンチレーション素晴らしい!
パンツはスキーパンツを同行者に借りたけれど、ハードシエルにスパッツで滑っている人も見かけた。
流行が気になって待ってこなかったけど、昔のスキーパンツでも大丈夫そうだった。
なんなら借りたパンツも同じメーカーだった。
久しぶりすぎるスキーで緊張したし、ゆっくりゆっくり滑っても、ちょっとスピードが出ると「こわいこわい!」と言っていたけれど、3本目には怖くなくなった。
スピードより、自分の技術より怖いのは、後ろから迫ってくるボーダーだった。
最初2本初心者コースだったから、ボーダーの初心者もたくさんいたのね。
より空いていそうなコースに移ったら、明らかにボーダーのレベルが違って、怖くなくなった。
まあ、昼頃にはそちらも初心者ボーダーがいっぱいになったけど。
とにかく背後にすごい音で迫ってくる。
なんて言うの?ボードを滑らせて真っ直ぐ降りてきたりするんだよね。ジグザグでなくて。
音がすると振り向いて、相手を視認して、周りを確認して、誰ともぶつからないように滑るって、久しぶりの私にはすごく辛かった。
スクランブル交差点で滑るみたいな。
ボーダーはあっちこっちに座ってるし、初心者スキーヤーだっているし。スクールの団体だっている。
よく見たら、レンタルボードも多くて、まあ、私もだけど、自分で道具も持っていないような人も多かったみたい。
そうそう、久しぶりにスキーセットを借りたら、板が短くてドキドキした。
でも滑ったら違和感なかった。むしろターンしやすいって言うよね。そうだったかも。
レンタルブーツはあんまり進化してなかった。同行者の自前のブーツがめっちゃかっこよく見えるのは、昔と変わらん。
道具欲しくなる…。
まあ、次いつやるかわからないし、そこそこエッジも効いていたし、レンタルも悪くなかった。
楽しくって、いっそナイターまで滑りたくなったけど、宿を予約してるし、かなり疲れたので終了。
結局リフトは2本、ゲレンデも3本しか滑らなかった。
同じゲレンデをずっと滑っていても意外と飽きなくてびっくり。
昔はあちこち滑りまくって、リフト乗りまくって、あれ?ここはどこ?って感じになったよ…。広いところは迷子になるよね。案内図みて、どう乗り継げは帰れるのか…って。
楽しかったなー。
ちょっと他にも行ってみたかったけど、初級、中級ゲレンデでも楽しめたもんね。
最後は同行者の滑る様子を動画で撮ってみた。
あれってかなり難しいね。
YouTubeに投稿してる人ってすごいって思った。
もうずっと、冬に雪山なんて寒いのになんで行くんだろう?絶対無理!
って思ってたのに、北横岳行ったら楽しくて、スキーやスノボ楽しんでる人みたら、楽しそうーって思った。
そこでスキーのお誘い。
ワクワクしちゃって、私、スキー好きだったんだ!って思った。なんでやめちゃったんだろう?こんなに好きなら続ければ良かったのに。
と。
今回行ってみて、やっぱり楽しかった。もっと滑りたくなった。
で、今考えたのは、なんでやめたのかって、お誘い受けなくなったから、だと思う。
結婚して、自分から誘わなくなって、お誘い受けることも少なくなって、もともと1人では行かないし、みんな家庭を持ったりして、ゲレンデから離れていった。
結婚したら、あれこれありすぎて、正直スキーどころじゃなかった。旅行は年に一度の贅沢で、夏休みにしか行けなかった。
また、滑ってみたい。
冬のゲレンデを楽しみたい。
スクールに入って、技術上げたいし、スノボもやってみたい。
昔、一度やったら楽しかったけど、ちゃんとスクールとかで教わりたいな。
クルクル回ってみたいな。
あれもこれもやってみたい、なんて欲張りかな。