カメの手みたいな、ゴジラの手みたいな、桜の蕾の塊をみつけたので、定点観測をしていた。
なんじゃこりゃあ!
とても全部咲かないだろう。
きっと半分くらい枯れてしまうに決まっている!
思いの外、育っている。
わあ!すごい咲いてきたー!
ほぼほぼ咲いてきた!
もうすぐ満開になるなぁー。
満開になったところを同僚に見せてあげたい!
一緒にお花見したかったなぁー。
今日はそろそろ満開だろう。
と思って行くと、みつからなくなってしまった。
え?
あんなに見てたのに?
確かこの木のこの辺に、あったはず。
間違えるはずはない。
どっちから来ても見つけられたのに。
消えるとか、ある?
翌日、時間があったので、あったはずのあたりをじっくり見ると、新しい折れ口があった。
あー、やっぱりここだった。
飛び出ていてなにかに引っかかって折れるとか、風で折れるとかはないと思うので、誰かが折ったんだと思う。
残念。
たったひと枝だけど。
ほんとに開くの楽しみにしてたのに。
思いの外頑張って全部咲いちゃって、鞠みたいになってるところが可愛かった。
他の木より遅めに開花するのも、焦らされてるみたいで、ワクワクしたな。
もう少し楽しめると思ったんだけどね。
でも、楽しめた!
同僚に写真送ろう〜。
いつか一緒にお花見できるといいなぁ。