そら豆を実家からもらったので、煮豆にしてみた。
最後の収穫で、熟して皮が固い。
皮ごとでも、重曹を入れると、柔らかく煮える。
青い実が、赤くなる。
一度茹でこぼして砂糖を入れる。
かなり入れたつもりが、なかなか甘くならない。
醤油を加える。
なんだかまた甘さが遠くなる。
砂糖を加えて、塩を加えて…。
すっかり煮崩れて、あんこを煮ているようになってしまった。
ほぼほぼ形が残らなかった。
やりすぎた。
なんだかだんだん母の味から遠くなる。
若い頃のほうが、再現性が高かった。
特に教えてもらった訳ではないが、やはり側で作るのを見ていたのもある。
姑と同居してからは、すっかり煮物を作らなくなったので、手順も忘れたのだろう。
今度教えてもらおう。
煮豆と、よく晒したあんこ、稲荷の揚げ、五目寿司。
赤飯も好き。
一緒に作りたいと言ったら、作ってくれるだろうか?
たくさんあったそら豆は、塩茹でにして、残りは熱湯を回しかけて、冷凍した。
いつでもそら豆食べ放題。