今更だけど、7月の三連休、山梨の日向山に登ってみた。
尾白川渓谷近くのキャンプ場に前泊して、6時過ぎに尾白川渓谷駐車場に到着したら、すでに満車。
広いから油断してた…。仕方なく路駐。
ずっと運動もしていなくて不安要素はたっぷりだったにも関わらず日向山を選んでしまったのは、コースタイム2時間半で、ハイキングコースだという事かもしれない。
実際には、矢立石駐車場からのコースタイムであって、下の尾白川渓谷駐車場からはさらに1時間登るのだけれど。
往復で2時間くらいプラスされたら、4時間半じゃないか!!
そんなに歩いたのは、尾瀬の燧ヶ岳挑戦だけだよ…。
ということで、甘い見通しで出発しましたよ。
いや、なかなかに暑い!
聞いてはいたけれど、ほんとに暑い!
ずーっと林の中…。
コンスタントに標高をあげていきます。
買い置きのオヤツが賞味期限迫ってきたんで色々持ってきてくれた旦那が配給してくれます。
アミノバイタルかな、ジェルっぽいの。
甘い匂いで蜂とか寄ってくる…。
あと、なんかすごい栄養食っぽいの。
「マズー!!」って言いながら、頑張って飲んだ。
すんごい体に良さそうだけど、マジ、まずい。
やっぱり日本のオヤツが美味しいよね。
海外のオヤツは、栄養重視だね…。
なんて言いながら。
稜線に出ると涼しい風も感じられてほっとします。
あまり暑いので、アクエリアスを積極的に飲むことにしました。
アクエリアス500ccと、お水500cc。
ちょっと足りなかったかな…。
ぐったりして、オヤツ休憩をしていたら
「ラストスパートです!頑張って!!」
と少年に励まされました。
ハイキングコースだけあって、家族連れも多いです。
可愛い看板と三角点。
いよいよ、ビーチに向かいます!
山に囲まれたビーチです!
想像以上の感動!
大人気なので、たくさんの人がビーチを楽しんでいます。
疲れが吹き飛びます!
これはもう。
ほんとうに実物を見ないとわからない世界があるんですね。
旦那も500ccのスポドリと、お水を500cc、コーヒー用のお水も持ってきましたが、すでにスポドリは飲み干し、ペットボトルのお水はアミノバイタルを溶かして飲み、私の水もかなり飲んでいて、水の残りが不安です。
それでもどうしてもコーヒーが飲みたいと、一杯だけ淹れました。
1時間ほどビーチで休憩して楽しんでから下山。
オヤツは前日に海老名のSAで買ったポルトガルのメロンパン。
「神奈川の味がするよね…」
道の駅はくしゅうの隣のスーパーエブリで買ったパン。
水分持っていかれる…。
ペース的に振り返ると、
尾白川渓谷から矢立石まで 1時間
矢立石から日向山まで 2時間
日向山から矢立石まで 1時間半
矢立石から尾白川渓谷よりちょっと下まで1時間15分
6時間程度となってしまいました。
コースタイム4時間半なのに…。
なかなかにオーバーっぷりがすごい。
久しぶりの山歩きで、標高差1000mもなかなかにキツい。暑さも厳しい。
旦那は8号目あたりでペースダウン。
なんかこういうケース前にもあったな…。
下りになると元気になるんだよね。
オイラはそれについていこうとして、下りがオーバーペースになって膝が痛くなる。
結果、矢立石直下から車道を選択して、めっちゃ遠回りして、時間をかけて下ることに。
下りる前に400ccくらいだった旦那の水もどんどん消費され。
「手が痺れてきた」って脱水ですよー。
ヤバい!とペースを上げても遠い…。
膝痛をおして、登山道を降るべきだったかと、自問しながら車道を急ぐ。
なんとかキャンプ場の自販機に辿りつき、水分補給出来て、ほっとしました。
夏の低山は水分大事ですね!
それと、服装。
旦那はネットで色々調べて、「これが良さそう!」と思うと買っちゃうんですよね。
今回はずっと欲しがっていたバートンのパンツを履いてきました。
でも、バートンって、山登りじゃなくて、スノボのメーカーじゃないですか?!
ちょっと不安だったんですよ。
餅は餅屋、山道具は山道具屋がイイと思うんです。
案の定、最初は「快適!」と言っていたのに、山頂写真にはお漏らしでもしたかのようなびっしょりパンツで微笑む旦那。
しかも、下着はユニクロの綿パンツ履いてきたと、綿パンツは絞れそう。
SAXXのパンツはどうしたんだ?!
「忘れてきた。水が少なかったのも含めて、日向山なめてた」
って…。
うん、いつも旦那は「なめてた」っていうよね。
私も1リットルじゃ少なかったかな…。夜になってもぼーっと感がとれなくて、冷えた缶ビールで首元を冷やしてやっとちょっと落ち着きました。
熱中症気味だったかも。
帰ってから、横浜の石井スポーツに行って、旦那にミレーの七分丈パンツを購入。
私もバートンでショートパンツを買っていて、CW-Xの上にそれを履いていたんですけど、他のパンツにくらべて、生地が厚い。
なにしろ丈が短いし、インナーはモンベルのジオラインだったんで、さほど汗抜けの悪さは感じなかったけど、これがもう少し長い丈だったら、どうだったかな…?
水分補給、ペース配分、インナー、アウターの選び方と、色々課題が浮き彫りになった山行きでした。
次の山行きに活かして、楽しい登山をしたいです!